今日はFX関連で調べたことがあるので
忘備録的に書いていこうかと思います。
僕のFXトレードスタイルは、大きく分けて2つあります。
一つは、以前にもお話しした
「スワップポイント狙いの長期保有スタイル」。
そしてもう一つが、プログラムに取引を任せる
「自動売買(EA)」です。
今回は、この「自動売買」のほうの話。
最近、いつも使っているツールとは別に、
もう一つ新しいEAを試してみたくなり、PCにダウンロードしたんです。
そうなると、1台のPCで2つのEAを同時に動かすことになります。
僕はMT4を使っているのですが、安定稼働のためには
「1つのMT4につき、1つのEA」が基本。
つまり、PCの中では2つのMT4が常に起動している状態になるわけです。
しかも、自動売買PCはスリープにもせず、基本つけっぱなし。
これは、PCにとってはかなり過酷な使い方ですよね。
「果たして、今のPCスペックで大丈夫なんだろうか?」
そう不安になった僕は、FXの自動売買を安定して行うために、どれくらいのPCスペックが必要なのかを、本気でリサーチしてみました。
まずは公式の「最低要件」を確認。でも…
まず、MT4やMT5の公式サイトで「最低動作要件」を調べてみました。
すると、「Windows 7/10以降、SSE2対応CPU、RAMは2〜4GB程度」
といった、かなり軽いスペックが記載されています。
「なんだ、これなら余裕じゃないか」と一瞬思いましたが、
これはあくまで“ソフトが起動するだけ”の最低ライン。
僕のように、複数のEAを24時間動かし続けるような「実運用」には、
もっと余裕が必要不可欠だということがすぐに分かりました。
僕の用途だと、どれくらいのスペックが必要?
では、僕の「MT4を2つ同時起動して、24時間稼働させる」という使い方だと、
どれくらいのスペックが目安になるのでしょうか。
リサーチの結果、僕のようなケースは「ミドルスペック」に分類され、
以下の構成が推奨されていました。
- CPU:6〜10コア(例:Core i5-13400 / Ryzen 5 5600X 以上) →自動売買は、CPUの性能が非常に重要だそうです。
- RAM(メモリ):16GB〜32GB →メモリが不足すると、PCが固まる原因に。複数起動なら16GBは欲しいところです。
- ストレージ:NVMe SSD 500GB〜1TB →高速なSSDは、取引ログの記録やバックテストの読み書きをスムーズにしてくれます。
- その他:安定した有線LAN接続と、停電対策のUPS(無停電電源装置) →これも本格的にやるなら必須アイテムですね。
ん~、ここまでくるとボチボチ高スペックになりますね。
僕が今使っているPCはCore i5ですが
確か6〜10コアもなかったはず・・・
メモリも8GB・・・
ひとまずこれで様子を見て
まずそうなら検討しようかと思います・・・
ちなみに別方法の選択肢もありました!
自宅PC vs VPS、究極の選択
今回のリサーチで、もう一つ重要な選択肢があることを知りました。
それが、「VPS(仮想専用サーバー)」を利用する方法です。
VPSとは、簡単に言うと
「インターネット上にある、自分専用の高性能PCをレンタルする」サービス。
FXの自動売買においては、以下のような場合に非常に有利だそうです。
- EAを24時間365日、絶対に止めたくない
- 自宅の停電やネット回線の切断が心配
- 取引の約定スピードをコンマ1秒でも早めたい(サーバーがFX業者の近くにあるため)
僕のような裁量トレードと併用したり、
EAの開発やテストをしたりするなら自宅の高性能PC、
スキャルピングEAなど、とにかく安定稼働とスピードを重視するならVPS、
というのが基本的な使い分けのようです。
まとめ:FX自動売買PCで妥協してはいけないポイント
今回調べてみて、FXの自動売買を安定して行うためには、
PCスペックへの投資が不可欠だということを痛感しました。
- 公式の最低要件は当てにならない。実運用には余裕を持たせること。
- 最重要パーツはCPU、次いでRAM(メモリ)とNVMe SSD。
- 24時間稼働やスキャルピングがメインなら、VPSの利用を検討するのが王道。
僕の今のPCは、ギリギリ「ミドルスペック」の端っこくらい。
ひとまず、このまま2つのEAを動かしてみて、PCの動作が重くなるようなら、
本格的にPCの新調かVPSの契約を考えようと思います。
安定した取引環境も、大事な投資の一つですね。
色んなPCをリサーチしてみるか。
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