先日車で出かけようとした時、ここ数年で一番焦る出来事が起こりました…。
いつものように車のスタートボタンを押した瞬間。
「バチチチ…!」 という、乾いた異音がエンジンルームから聞こえました。
「え?」
もう一度押してみるも、聞こえるのは「バチバチ…」という音だけ。
いつもの「キュルキュルキュル…ブオン!」
という軽快なセルモーターの音は全くせず、エンジンがかかる気配がありません。
ついに、車が動かなくなった…。
頭が真っ白になりかけましたが、ここで慌てても仕方ない。
この「バチバチ音」の正体は一体何なのか?
そして、どうすればいいのか?
僕は、その場でスマホを取り出し、必死にリサーチしました。
今日は、僕のこの恐怖体験と、調べてみて分かった
「エンジンがかからない時の原因と対処法」について、シェアしたいと思います。
目次
【結論】「バチバチ音」の正体は、バッテリー電圧不足だった!
まず、結論から。
キーを回したり、スタートボタンを押したりした時に、
「バチバチ」または「カチカチ」という音がするのに、
セルモーター(キュルキュル音)が回らない場合。
その原因は、「バッテリーの電圧不足(劣化・放電)」である可能性が高そうです。
というか我が家の場合は
バッテリーの電圧不足、が原因でした。
あの「バチバチ」音の正体は、
エンジンをかけるためのリレー(スイッチ)が作動しようとするものの、
電力が足りないために、オンとオフを高速で繰り返している音
(チャタリング音)だったんですね。
僕がその場で試した「5つの緊急チェック」
原因がバッテリーにあると仮定して、
僕がその場で試せることをチェックしてみました。
- バッテリー端子の確認 ボンネットを開け、バッテリーの端子(+と-)を目視で確認。幸い、白い粉(腐食)は吹いていませんでしたが、念のため手で揺すってみると、ガタつきもありませんでした。
- ギア位置の確認 オートマ車(AT)の場合、ギアが「P(パーキング)」に入っていないとエンジンはかかりません。念のため、一度「N(ニュートラル)」に入れ、再度「P」に戻してから、もう一度スタートボタンを押してみましたが…やはり「バチバチ…」。
- スマートキーの電池 スマートキーの電池が切れていても、エンジンがかからないことがあります。ただ、今回はドアの解錠は問題なくできていたので、これは違うかなと判断しました。
結局、どう対処したか?(そして、今後の対策)
チェックの結果、僕の車の症状は「バッテリーの劣化・寿命」でほぼ確定と判断しました。
幸い、家族の車がもう一台あったため、**ブースターケーブルを使った
「ジャンプスタート」**で、なんとか応急処置をすることに成功!
接続順(救援車+ → 不調車+ → 不調車-(車体の金属部) → 救援車-)を守り、無事にエンジンをかけることができました。
ただ、これはあくまで応急処置。
一度上がってしまったバッテリー、
しかも前回交換してから4年以上が経過しています。
ジャンプスタートでエンジンがかかっても、
またすぐに止まってしまう可能性が高いです。
このままでは、出先で立ち往生するリスクが非常に高い…。
僕は、その足で(エンジンを切らずに)カー用品店へ直行し、
新しいバッテリーに交換してもらうことにしました。
まとめ:突然の「バチバチ音」は、バッテリー交換の最終警告
いやぁ、本当に焦りました。
車のエンジンが「バチバチ」と鳴ってかからなくなった時は、
ほぼ「バッテリーの寿命」が原因のようです。
皆さんも、もし愛車から「バチバチ」という音が聞こえたら、
それはバッテリーからの最後のSOSかもしれません。
早めの点検・交換で、僕のような突然のトラブルを未然に防ぎましょう!


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