琥珀糖

グルメ

先日、友人から「これ、美味しいから食べてみて!」と、
キラキラと輝く綺麗なお菓子をもらいました。

それが、僕と「琥珀糖(こはくとう)」との初めての出会いでした。

もらったのは、なんと山梨県産のシャインマスカットを使った琥珀糖。

見た目はまるで宝石のよう。

「これが和菓子なの?」と驚きつつ口に運ぶと、
外は「シャリッ」、中はちょっと「ぷにっ」という初めての食感に、
すっかり心を奪われてしまいました。

あまりに感動したので、今回はこの不思議で美しいお菓子「琥珀糖」について、
僕が気になって調べたことを、体験談を交えながらシェアしたいと思います!

琥珀糖とは?その魅力と歴史

そもそも琥珀糖ってどんなお菓子?

調べてみてまず驚いたのが、
琥珀糖が江戸時代から続く日本の伝統的な和菓子だということです。

主原料は寒天と砂糖と水という、とてもシンプルなもの。

外側が砂糖の結晶で「シャリッ」と、
内側が寒天で「ぷるん」とした二つの食感が楽しめるのが最大の特徴。
(僕が食べたものは、ぷるんというより、ぷにっという感じでしたが。)

僕が体験したあの新食感は、伝統的な製法から生まれていたんですね。

その歴史は江戸時代まで遡る!

昔は「錦玉羹(きんぎょくかん)」という名前で呼ばれていたそうです。

クチナシの実で染めたものが、宝石の「琥珀」のような色だったことから、
「琥珀糖」という美しい名前が定着したのだとか。

涼しげな見た目から、特に夏場に重宝された歴史があるというのも納得です。

「食べる宝石」と呼ばれる理由

琥珀糖が「食べる宝石」と呼ばれる理由は、その見た目の美しさにあります。

僕がもらったシャインマスカットの琥珀糖も、
光に透かすとキラキラして、本当に綺麗でした。

この輝きと、シャリッという食感がASMRの世界でも人気を博し、
InstagramなどSNSで「映える」と話題になっているそうです。

伝統的なお菓子が、現代のカルチャーと結びついて
人気になっているなんて、面白いですよね。

琥珀糖の作り方(僕も挑戦してみたい!)

こんなに綺麗なお菓子、作るのは難しいんだろうな…と思っていたら、
意外にも家庭で手軽に作れることを知りました。

僕もいつか挑戦してみたいので、作り方を調べてみました。

材料は、驚くほどシンプル

必要な基本材料は、なんと「粉寒天」「グラニュー糖」「水」の3つだけ。

これに、かき氷のシロップや好きなジュースで色と風味を付けるそうです。
これなら僕でも揃えられそう!

自宅でできる琥珀糖のレシピ

基本的な作り方の流れはこんな感じでした。

  1. 鍋で水と粉寒天をしっかり煮溶かす。
  2. 砂糖を加えて、糸を引くくらいまで煮詰める。
  3. 型に流し入れ、食用色素やジュースで色付けをする。
  4. 冷蔵庫で1時間以上冷やし固める。
  5. 好きな形にカットしたり、手でちぎったりする。
  6. 風通しの良い場所で3日~1週間乾燥させ、表面が結晶化したら完成。

成功のコツは「乾燥」にあり

美しい結晶を作るための最も重要なポイントは、
低湿度の環境でしっかり乾燥させることだそうです。

湿気が多いと結晶化しにくいので、扇風機で風を当てるのも良いのだとか。

数日かけてゆっくり結晶が育っていく様子を観察するのも、
手作りの醍醐味かもしれませんね。

琥珀糖の食べ方と楽しみ方

僕がシャインマスカット味を食べたように、
琥珀糖には様々なフレーバーがあります。

そして、ただ食べるだけでなく、色々な楽しみ方があることも知りました。

琥珀糖とグミって何が違うの?

食感からグミ?と思う方もいますが、
琥珀糖とグミは原料が全く違います。

琥珀糖が海藻由来の「寒天」(植物性)なのに対し、
グミの多くは動物由来の
「ゼラチン」から作られています。

寒天だからこそ、あの独特の歯切れの良い食感と、
常温でも溶けない性質が生まれるんですね。

SNSで話題のアレンジレシピ

調べてみて「これは絶対やりたい!」と思ったのが、
炭酸水やサイダーに入れる「琥珀糖ソーダ」です。

グラスの中でキラキラ輝く琥珀糖は、
飲み物を一瞬で華やかなデザートに変えてくれます。

他にも、ヨーグルトやかき氷のトッピングにしたり、
凍らせてシャーベットのように楽しんだりするのも人気だそうです。

まとめ:琥珀糖の魅力を初体験して

今回、友人の差し入れをきっかけに、
琥珀糖という美しい和菓子の世界に初めて触れました。

まずはその宝石のような見た目をじっくりと目で楽しみ、
次に口に運んで「シャリッ」という繊細な音に耳を澄ませる。

そして、内側のぷにっとした食感と上品な甘さを味わう。

この一連の流れすべてが、五感を満たしてくれる素晴らしい体験でした。

シンプルな材料から、こんなにも美しくて美味しいお菓子が生まれるなんて、
日本の和菓子文化は本当に奥深いですね。

自分でもいつか作って、大切な人への贈り物にしてみたいな、なんて思いました。

まだ食べたことがないという方は、ぜひ一度、
この「食べる宝石」を体験してみてください。

きっと、日常がちょっとだけ特別なものに感じられますよ。

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